人間は、しばらくすると過去の失敗を忘れて同じような過ちを繰り返すといわれています。この考え方は、過去の日経平均などを見てもなんとなくそうかもしれないと思うかもしれません。
日経平均株価 (期間をすべてにすると20年分見れます)
長い歴史の中で、バブルは30年に1度、不況は10年に1度やってくるなんて言われることもあります。ただ、よくよく調べてみると様々な生活様式の変化や技術革新もその背景にあったりするのではないのでしょうか?
今の日本でブームを作っているのは、まさに団塊の世代と呼ばれている人たちです。彼らの世代が日本で一番多く、消費の中心(ターゲット)となっているのは間違いないと思います。
団塊の世代が親となり、自分の子供をより良い学校に行かせたいと考え、1970年代には予備校ブームが発生しました。
また、今多くの団塊の世代が定年退職を迎えて退職金を不動産投資などに回すことによりちょっとした不動産バブルのような状態にもなっています。
この先も、団塊の世代をターゲットとした福祉サービスやアンチエイジングなどの分野がより発展していくのではないかと思われます。
このように、過去を学ぶことにより将来の方向性などを推測することができます。新しい情報を仕入れることも重要ですが、過去の出来事(なぜ起こったのか)を知ることも重要になってきます。

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